リスク【RMS】消防訓練およびAED訓練

2009年6月26日(金)  相互発條(株)綾瀬事業部・新製品開発部・北海バネ(株)綾瀬工場の従業員を対象に消防訓練及びAED訓練を行いました。
(設定:システム構築室 山崎部長)

綾瀬消防署員を迎えて、正しい119番通報・消火器の取り扱い・AED使用方法・人工呼吸・心臓マッサージなどの訓練は約2時間に及びました。
(※1:AED=自動体外式除細動器)

綾瀬消防署が訓練に出動
綾瀬消防職員の挨拶

綾瀬消防署員との消防訓練

119番に実際に電話で通報し、
「消防か?救急か?」「いつ」「どこで」「何が」を実地訓練。
消防本部との通話に耳を傾ける社員達。
消火器を用いた消火訓練を参加者全員で実施
火の的に向かい、水消火器で火に的中させる訓練

AED使用手順

  1. 傷害者を発見した場合、まず周囲の安全を指差し呼称で確認する。
  2. 大声で「誰か来てください、人が倒れています」と周囲に呼び掛ける。
  3. 傷害者の肩などを叩きながら「もしもし大丈夫ですか?」と呼び掛ける。
  4. 応援者が来た場合、「貴方は救急車を呼んでください」「貴方はAEDを持ってきてください」と指示する。
  5. 人工呼吸と心臓マッサージを続行する。
  6. AEDを持ってきた応援者は、容器から電極を取り出し、音声指示に従って電極を傷害者に貼付ける。
  7. 電気ショックを与える場合は、傷害者から全員離れる。(関係者が感電してしまうため)


AEDを使用した傷害者救助訓練

消防署が持ち込んだブルーシート上に、救助訓練用人形が2体。綾瀬消防署員によるAED訓練の指導風景。
顎に手の親指を掛けて押すことにより、傷害者の「気道」を確保する訓練。
吹き込んだ空気が漏れないように傷害者の「鼻」を摘んで、マウス・トゥ・マウスで空気を送り込む。 
この時、傷害者の胸部を見て空気が入っている事を確認する。
応援者が、AEDの音声指示に従って電極を傷害者に取り付ける。
綾瀬消防署員の厳しい中にもユーモアを交えた指導により複数回訓練を受けた者もいました。
心臓マッサージを続行する(押すピッチはかなり速い)
ほぼ全員が訓練に参加しました。

心臓マッサージ手順

  1. 傷害者の両乳首を結んだ中央部を探す。
  2. 手の甲の上から手の平を乗せて、指を組む。
  3. 肘を曲げずに肩から真っ直ぐに1の中央部を押す。
  4. 10秒で18~20回程度の早さで押す。(傷害者が成人の場合)
  5. 人工呼吸と心臓マッサージは、セットで行うため、実施者の疲労が大きいので交代しながら行う。