創立79周年記念式典

2018年(平成30年)11月27日 創立79周年記念式典が行われました。
場所:相互発條株式会社 本社工場(川崎市)

【栗木御嶽神社宮司による御祓い】


【常務挨拶】

先程、祝詞奏上の中で79年の感謝と80年に向けての抱負を心の中で述べてまいりました。
本日で相互発條は79年を迎えましたが、この1年を振り返ると当社にとって大きな出来事がひとつありました。
それは8月、創業者である岸條太郎顧問の御逝去です。

岸條太郎顧問がまだ会長の時代に「会長の夢は何ですか?」と聞いたことがあります。
当時の会長は開発中であった特殊素材のバネについて、「これを何とかモノにしたい」と熱く語っておられたのを今でも鮮明に覚えています。顧問は「新しいことをやらなければダメだ」と口癖のように仰っていたことを、この創業の日を迎えた移動の電車の中でふと思い出しました。
79年前の今日、顧問が相互鋼業を興して、会社の「社訓」を定めました。
この「社訓」とは「創業精神」であると同時に会社の「存在意義」であると考えます。
会社はお客様からご注文を頂いて、良いものを作り納期通りに納めていく、ということを行っています。
ですがそれは日々の中での「操業」であり、「目的・意義」ではないと思います。
あくまで会社の存在意義である「社訓」「創業精神」を
我々は子々孫々と後輩に受け継いでいかなければなりません。
顧問が御逝去された今年の社長方針の一つ目に、「創業精神社訓の意味するところを理解する」とあります。
本来、今年でなければこの「創業精神社訓」という言葉は「経営理念」であったのかなと推測しています。
この年の社長方針だからこそ、この「創業精神社訓」の意味するところをよく理解して頂きたいと思います。

相互発條にとって来年は節目の80周年です。
再来年は東京オリンピック、2025年には大阪万博が決まりました。
これらが当社にとってどのような影響があるかは未知数ですが、
華々しい80周年を迎え、胸を張って後輩達に良い仕事を残していく為に
日々の営業活動、生産活動を通じて「天壌無窮」を目指すと改めて心に誓い
創立記念のご挨拶に代えさせて頂きます。

無事に操業79周年を迎えられたことを皆で
お客様、仕入れ先様、OB、利害関係者の皆様に感謝しましょう。


【永年勤続者表彰】

5年表彰:2名
10年表彰:3名
15年表彰:1名
20年表彰:2名
30年表彰:2名


【表彰式】

「カイゼン賞」
綾瀬工場 製造部 生産Gr
航空特機事業部 製造部 生産Gr
経営管理部 部員
綾瀬工場 製造部 生産Gr

「GP賞」
綾瀬工場 製造部 生産Gr主任

「社長賞 銅賞」 
技術研究所 所長


【決意表明】

本日は創立79周年誠におめでとうございます。
こうして当社が79周年を迎えられるのも創業時よりのモノづくりがお客さまの信頼を得て
製品を提供し続けられているからに他なりません。
昨今、世界情勢は大きく変わり、国内では信頼を失う出来事が多発しておりますが
私たち従業員は決意も新たに一丸となって当社の更なる発展を目指します。
平成30年11月27日 従業員代表